【Part 3:まだ労働で消耗してるよ!!】 ~君たちは敗北者~
おはモーニング!! (・`ω・)
雨ですね!えぇ雨ですよ!こんな時はあれですね。家でごろごろしたくなりますね。雨の日は読書もツイッタ―も勉強もなんでもはかどります。最高です。最高のショーだと思わんかね?
C 1988 二馬力・G
今はこのBGMを聴きながら、涙を流しながらブログを書いています。最近の涙線のゆるさは、留まるところを知りません。そして僕は何の曲が流れているのかも知りません。でも雨の日にはとっても良いBGMだと思いますよ。
ほいでは今日は「古いモデルって死んだの?」を考えたく。
そもそも古いモデルってなんでやんすかね。まぁよく本とかで見かけるのは、こんな感じじゃないでしょうか。
良い小中高に入るため沢山勉強。目指せ出来杉君。
↓
良い大学に入るため猛勉強。ドラゴン桜なんてめじゃねーぜ。
↓
良い大学をでて、でっかい会社へGO!!電車でGO!!
↓
通勤電車は我慢我慢。耐えるんや、工藤。
↓
結婚して子供も生まれ「地球に生まれて良かった―!」
↓
上司のパワハラ我慢我慢。耐えるんだ、野原ひろし。
↓
飲み会、残業、我慢我慢
↓
耐えれば耐えるほど年収上がりまっせ。目指せ島耕作。
↓
会社から離れた郊外にお家をGET
↓
えっ、車?買うでしょ普通
↓
住宅ローン?40年ありますけど何か?
↓
年功序列で昇進。「次は~、課長~、課長でございます。」
↓
24時間働けますか?「ダメポ...」
↓
(´・ω・`)
↓
同期を蹴落とし更に昇進!!
↓
それなりのポジションゲッツ、子供も育ってきたぞ!
↓
順風満帆なリーマン生活でした。メデタシ。
我慢ばっかりでね-か、みたいな。
全ては当てはまらないでしょうが、概ね「古い働き方モデル」はカバー出来ているのではないでしょうか。そもそもモデルって抽象化するものですからね、大体あっていればいいと思いますよ。大学院の時の先生も言ってました。
「モデルは現実の一側面を見るための色眼鏡。現実を全部とりこむのは無理やで」
って。アメリカ人でしたけど。
改めて思うのは、このモデル、相当ハードル高いですよね。今の時代で考えなくても、当時の基準で考えても、かなり難しいのではないでしょうか。ハードル何個あるのよ、みたいな。
受験失敗、シューカツ失敗、上司に嫌われ、体調崩し、仕事辞め、結婚できず、子供生まれず、自宅は買えず、ストレスはたまり、昇進できず、借金だけ残りましたよ―、って。肌感としては、むしろこっちの方が多数派な気もします。そして上記どこかで脱落した人の鬱憤が、今この時代にハッキリと表れていると思います。
要素は相関したり、因果関係を持ったり、独立していたり様々でしょうか、ここではその繋がりは重要ではありません。どんな要素があるのかが、大事。
恥ずかしながら私、大学に入るまで、「大学に行くのが普通」と考えていた、トンチンカンでした。割とでかめの会社に入るのも、普通のことだと思っていました。
しかし、上記の「古いモデル」に当てはまらない人の方が、むしろ多いと今は思っています。この「古いモデル」を語ること自体が、知識と経験の少なさを物語っているとも言えます。まぁこの「古いモデル」という現実の側面を切り取ったからこそ、「当てはまらないケース」を認識出来るわけですけどね。人間って複雑。てへぺろ。
「古いモデル」がもし上記のようなものだった場合、果たしてそれはもう死んだのでしょうか。これは考察とかなんでもない、ただの感想なのですが、「古いモデルは死んでいない」と思います。
というのも、古いモデルという、良くも悪くも「ベンチマーク(基準)」があったからこそ、「ん?これ違くない?」という考えが出てくるわけで。なんで9時に出社しないといけないの?ワロスwwwと思ったから、フレックスで出勤出来る。学歴なんていらない世界一杯あるんじゃね?ワロスwwwというのも、「学歴が必要な世界」があるからこそ気がつけるわけで。
そう考えると、下図右上の煽ってくる人ゾーンって、古いモデルと対立する存在ではなく、むしろ「古いモデルという歴史・土台」があるからこそ、「煽れる」んじゃないかと思います。少なくとも僕は、右上の煽りゾーンの人で、学歴の恩恵を受けていない人を知りませんし。
自分が立っている土台・過去の歴史を無視した文脈で「煽る」ことに、僕は違和感を感じていたわけですね。こんなイメージ↓↓
自分の土台を煽ってもしょうがないでしょう、というのが僕の感想。
ここまで書いてて、「古いモデルは死んだか」という問い自体がナンセンスなことに気が付くの巻。。。(´・ω・`)
「古いモデルは歴史になりつつあるもの」であり、その古いモデルという巨人の肩の上に立っているのが「煽る人」なのかなと。
ということで、古いモデルは死んでないし、むしろ新しい働き方・生き方を構成する上で、良いとこ取りしながら、脈々と受け継がれていくものだと思います。
次回は「古いモデル」の外側、ハードルから落ちた人、そもそもそんな路線に乗っかっていない人のことを考えましょう。古いモデルを額面通り捉えると、ハードルを越えられない人や路線に乗っかっていない人は「負け組」なんて表現されがちですが、本当にそうでしょうか?を考えたいの巻。
お腹も減ってきましたし、本日はここまで、閉店ガラガラ、ワオッ!!
そんじゃグッバイなら~(´・ω・`)