【期待しない】 怒らない指導
こんにちは。クソネミです( ˘ω˘)
洗濯したのに洗濯機の中に放置して臭くなってしまったので、もう一回洗濯する今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
怒らない指導
今日は怒らない指導にフォーカスしたいと思います。
結論から言ってしまうと、「相手には期待しない」ことにたどり着きます。
実は僕、都内の学校で外部指導員としてバスケットのコーチをしております。
小学生、中学生、高校生、大学生、それぞれ指導経験があるのですが、
そんな僕も今年でコーチ5年目、それなりに経験値が溜まってきました。
そろそろムドーには挑めるぐらいです。
土日祝日、バスケットに費やしていたら、
過去3回も彼女に振られてしまったのは秘密。
そんな中、勤め先の会社では指導社員を何回もこなしてきました。
その過程で、「コーチングってある程度使えるのね」という気づきに至りました。
バスケット⇔会社を、指導という橋で繋ぐ事が多く出来たのです。
その"使える"技の一つが、期待しないことです。
今まで誰かに何かを教えていて(会社の部下・後輩、部活の顧問、子供)イライラした経験、ないでしょうか。
僕はコーチや指導社員を始めてから2年間(学校でも会社でも)、怒りっぱなしでした。
「なんでもう忘れるんだ!」
「何回いったら分かるんだ?」
「集中出来ないなら、帰れば?」
etc...
全く、やな奴ですね。盛大に怒りを発散した後、家に返って落ち込むのがルーティン。
なぜ怒ってしまうのか?
委縮させても意味はないだろう?
相手を怯えさせて何がある?
自分を大きく見せたいだけなのか?
etc...
メンヘラでしょうか...?
落ち込んでいた理由は明確で、そういう人になりたくなかったから。
学校の現場でどなり散らす顧問、部下・後輩に怒ってばかりの会社の人、
とにかくそういう人が嫌いでした。
パクチーよりも嫌い。
「お前ら、どんだけ偉いんだよ?」と。
彼らには「波平」というニックネームを付与していました(ばっかもーん!!)
ところが一転、自分が現場に立つと、それと同じことしているのです。
自分が波平になっていたのです。そりゃ落ち込みます。そんな日々を2年間繰り返してやっと気がついたのが、
期待しない
「彼(女)は、これぐらい出来るだろう」
「自分はあの時これぐらい出来た」
「ポテンシャルはこれぐらいある」
こういった考えを無意識にもっていることで、
そのハードルを越えないパフォーマンスに対して怒っていたのです。
一番重要なのは、「無意識に期待」してしまうこと。期待している事に気がつかないと、そのハードルを越えない人に怒りが湧きます。
相手からしたら、
勝手にハードル設定してるんじゃねーよ!!
って感じです。
こっちからしたら、
なんでハードル越えね―んだよ!!
となります。
波平になります。相手は頑張ってても、「ばっかもーん!!」てな感じで。
「期待しない事」は、全然ネガティブではないのです。期待はしないけど、対話するし、信頼するし、指導も応援もするのです。
ただ、期待はしない。
これを始めてから、怪獣の如く暴れ回る小中学生から入社5年目の大人まで、
大変好ましい関係を気付くことが出来ました。
きっと、皆も怒る人より怒らない人の方が好きなのでしょう。
自分自身も、怒ることによるエネルギーを浪費しなくなりました。
波平のみなさん、是非一度お試しを。
上手くいかんと思ったら、また元の自分に戻ればいいじゃないですか。
カツオだって指導できる力を身につけちゃいましょう。
近々、「期待しない」を実践した時の「目標設定の仕方」についてでも書きたいな―と思います。
皆さま、良いお盆休みを。