【Part 2 : 諦めたらそこで試合終了なの?】天才賞とオリンピアン
こんばんイブニング (´・ω・`)
出張の目的も果たして暇なので本日2発目、
ズドン。
やり抜くことと、諦めること、これどうやって使いこなすの?ってところを見ていきましょう。
サラリーマンは自分ごと化しないと全く考えない生き物なので、まずは自分のことから!
その後、やり抜く力の権威、アンジェラ・ダックワース氏の意見をまとめて、諦める力の著者、為末氏の意見を見て、比較した上で結論を出したいですね。
僕がこれまで迷った経験は、自分自身のことと、自分が関わる身近な人、いくつかストーリーがあります。
自分のことで言えば、小さい頃はプロのバスケット選手に慣れると信じ込んでいました。ピュアですね。
小さい頃と言っても、中学生の終わり頃まで本気で信じていました。でも、その時に高校トップとアマチュア日本一の選手とプレーする機会があって。
見た瞬間ショックでしたね。
「あっ、これ違うわ」と。
激しいプレーを間近で見て興奮しながら、泣きそうでした。
その時、何かを諦めました。
バスケットは別の形でまだ続けていますが。
塾講師のバイトをしている時、教え子が大学受験で国立を目指すと公言していました。
浪人は出来るけど、どうしても国立に受かりたいと。
勉強を教えたことがある人は分かるかもしれませんが、受験勉強向きの思考をしていない生徒というのは、やはり一定数存在します。
大学受験が良いとか悪いとかではなく、
「恐らく、向いてない」。
塾長は生徒の希望を尊重しており、生徒・御両親とも、方針には納得していました。
※ここで、塾が儲けるために受験させたとか、そこら辺は敢えて触れないことにします。
結果、彼は希望大学への進学を途中で諦めました。浪人のオプションはあったものの、現役で受かったところへ進学。希望は叶いませんでした。
僕は大学院では、論文が出来るか出来ないかギリギリのところで足掻いていましたが、やり抜きました。周りにはドロップアウトする人もいました。
先生からは共同で論文を書こう、ドクターに来れば奨学金を出すとも言って頂き、結果として一定の成果を得られました。
どうしても〇〇社(僕の勤め先)に行きたい、という後輩から就職の相談を受けた時、活動を続けた方がいいか、諦めた方がいいか、聞かれました。
明らかな学歴フィルターはある(彼はそのラインを満たしていなかった)が、過去僅かに採用の実績があるという事実と実際の採用者数のみを伝え、判断は彼に任せました。結果、彼は諦めました。
僕たちはどこで諦め、どこでやり抜くと決め、どこまで続けるべきなのでしょうか。
今の仕事をいつまで続けるべきか。
やり抜くべきか、諦めるべきか。
自分の子供が選択に迷っている時、どちらへ手を差し伸べるのか。それとも、全て本人に任せるのか。
自分で何を諦め、何をやり抜き、身近な人には何を伝えられるか。
努力して夢が叶う範囲はどこで、努力しても届かない世界があると受け入れるのはいつなのか。それとも、全ての人に無限大の可能性があるのか。
いつか、僕たちは生きることについても同様のことで悩むかもしれません。生き抜くべきか、諦めるべきか。
プロとかワールドクラスではない人間から見る、やり抜く力と諦める力。
需要があるとかないとかは置いといて、
考えるのは大変面白いです。
自分やその周りの経験を振り返ると、やっぱり自分ごと化して捉えられるなぁ…。
切なくなるし、諦めたことの方が沢山思いつくしけど… (´・ω・`)
普遍的に使えるルールなんかないでしょうが、何かしらのヒントを得るべく、次回は2冊の本の助けを借りて、考察を進めたいと思います。
ほな、さいなら〜 (´・ω・`)