【Part 3 :ブラック部活?上等でい (・‘ω・)てやんでい!!】
こんばんちは (´・ω・`)
今日はジャンプの日(`・ω・´)
いざ、売店!!
ということで、前回の続きで、コーチをしていて楽しかったことや学んだこと!!
前回ブログでもすこーし記載しましたが、
いくつかは、「部活に夢中になる大人」のヒントが得られるんじゃないかな、と思っておりまする( ˘ω˘)
楽しいから夢中になるし、
視野も狭くなりやすい。
努力とか感動って、キラキラして見えるので、それを助けている自分が、良いことをしていると思いやすいのです。
お金が絡まないから、なんだか余計ピュアなものに見える。いつの間にか、「そんなピュアでキラキラした夢中なものの為に、時間を使っている自分」に 酔い始めてしまいます。
そうなると、段々「自分の為」と「選手の為」が混ぜこぜになります。
だから私物化しやすいし、夢中になっちゃうし、批判されるとイライラしちゃうのです。
自分の為なのに「自己犠牲」をしている気がして、延々と頑張ってしまいます。
ラッキーなことに、僕は平日の会社生活が、この「過熱」を抑制する役割を果たしてくれました。
先生になっていたら、「部活ばっかり」な先生になっていたこと請け合いです。
だから、僕自身、自分で気が付かないうちに、上記のような罠にはまっていたことがあると思っています。
それはさておき、れっつらごー。
・新しい関係
どんなチームでも、よっぽど変な問題を起こさない限り、新しい関係が築けます。
人とのつながりって代替が出来ないので、これはやっぱり魅力じゃないでしょうか。
ことあるごとに寄せ書きを書いてくれたり、誕生日を祝ってくれたり、 バレンタインにチョコくれたり。ここら辺は副次的なものですけどね。
教え子と飲みに行ったりすると、「新しい関係を築けたんだなー」としみじみします。
・感動体験
最上級生が卒業したり、自分がチームを去るとき、または目標達成できた時、 やっぱり感動してしまいますね。一つの世代が終わるとき、僕は選手と一緒にいっつも泣いてしまいました。
大人になってから、努力して、何かを達成して、感動して泣く。
こういう体験の良し悪しや価値は別として、中々得られるものではない気がします。
こういう時には、頑張って良かったと思いますし、良い思い出です。
ただ僕がずっと注意を払っていたのは、
「自分の感動体験を求めない」こと。
ここに価値観を置いてしまうと、全てが正当化されてしまうのです。
・若い世代とのコミュニケーション
これは大変勉強になりました。特に小学生~大学生。 彼ら/彼女らは、僕が知らないことを沢山教えてくれます。
最近の流行、アプリ、恋愛観、勉強観、将来に対する考え、etc.
年上のみならず、年下からも学習することは山ほどあります。
また、疲れているときでも選手たちの笑顔を見ると、元気が湧いてきました。
・教える技術
社会人になってから各世代と幅広く関わることで、教える・伝える・育てる、この3つは大分レベルアップしたと思いますし、 楽しかったです。
これは会社でも役に立ちました。
実際、転職後にこの部分を評価して頂き、若手社員の育成担当を任せてもらい、 結果として早めの昇進にもつながりました。
人生何が役に立つか分からんもんですなー。
・怒らなくなった
僕は非効率的な練習とかあんまり好きではないんですけど、 コーチを初めて一ヵ月ぐらいで怒ることをやめました。
なぜなら費用対効果が低すぎるから。
常に葛藤はありましたが、「怒りは非効率」と信じてきた結果、 日常生活でも、コーチをする中でも、ほとんど怒らなくなりました。
怒るのをやめると、試合中の声掛けは、常にポジティブなものに変わっていきました。
※但し、努力してる人間を目の前で笑うようなことには、徹底的に怒ってました。
・皆素直!!
生意気な子とか、ワイルドでバイオレンスな選手がいたらどうしようかなー、なんて以前は悩んでいました。
が、出会った子は皆素直で、びっくらこきました。 意見を聞けば、一生懸命考えて答えてくれるし、ありがとうとごめんなさいもしっかり言える。
気持ちを聞いたら伝えてくれるし、寝坊して遅れてごめんなさいと伝えたら、
「次は気を付けてくださいよー!!笑」なんて明るく受け止めてくれました。
なんであんなに良い子たちが育ったのか、未だに謎です。
沢山の先生 - 僕の反面教師たち!!
僕はコーチとしては新米なので、いつも学びに飢えていました。
お手本はいないかなと。沢山見つけられたのは、反面教師でした。 僕にとっての反面教師は、本当に勉強になりました。
・支配しない
特に小学生~高校生って、やはり子供です。簡単に支配出来てしまいます。
自分の気分に合わせて怒鳴るのも、ペナルティーで走らせるのも、自由にできます。
外部コーチをすると学校の顧問の方とペアを組んで活動するようなイメージなのですが、
「生徒は支配して当然」
な先生が沢山いて驚きました。
顧問の先生は、
「チームは自分のもの、選手は自分のもの」
という意識がとても強いのです。
自分(顧問)が勝ちたい=>お前らも勝ちたいだろ?と導くのは驚くほど簡単なのです。
思いつく限りの罵詈雑言は、大体聞いた気がします。 これは見ていて本当に気分が悪かったので、反面教師にしました。
・矛盾しない
子供って、簡単に混乱します。
大人でもそうですね。
「Aをしろ!!」「なんでAするんだよ!!」
を同じ文脈で語る顧問の先生は、
腐るほど見てきました。
大人(僕)が聞いていても意味不明な話は山ほどありました。選手に混乱は不要と考え、これも晴れて反面教師に認定。
・大きく見せない
教え始めたときって、
「相手にナメられないか」みたいな、
しょうもないことを気にしてしまうのです。
でも、社会人生活の中で、こういった姿勢は何も生まないことを学んでいました。
顧問の先生を見ていても、「あ~、自分を大きく見せようとしてるんだ」というのは、分かりやすかったです。
あんまり意味ないなーと思ったので、これも晴れて反面教師の賞状をプレゼント。
逆の行動として、選手には事前に、
「僕が分かることはこういうことで、教えられるのはこういうこと。こういうことは分かりません。 あなた達の気持ち・考えは、あなた達自身が一番良く知っていると思うから、言葉にしてどんどん伝えておくれ」
とお願いしてました。
伝える直前までは、「はぁ、これで馬鹿にされてらどうしよう (´・ω・`)」なんて悩んでましたが、思い切って伝えてみても、特にマイナス効果は無かった気がします。
楽しかったこと、学んだことは、大体これぐらいかのぉ(´・ω・`)
次回は楽しくなかったこと(嫌だったこと、慣れなかったこと)でやんす。
やんすでやんす。
そんじゃグッバイなら〜 ( ˘ω˘)