クソネミ日記( ˘ω˘)

クソネミが色々考えたりするブログ

【Part 2:ブラック部活って...なんじゃらほい】

*部活メリットを羅列している部分、表現を少々訂正致しました。2018/08/16

 

こんにちは( ˘ω˘)

 

雨が続いていますね。

中々洗濯物が乾かなくて、もどかしいお盆休みを送っている、量産型サラリーマンです。テルテル坊主でも作りましょうかね。

 

【振り返り】 

前回、ブラック部活についての考察を行い、

ブラック部活って何が問題で、どんな人達が登場人物なのか、というのを簡単にまとめました。

 

前回は「既に存在する効用」について言及するのを、ウッカリ失念しておりました。「被害者?」視点からだけ見ていては、パレート改善は出来ませんからね。

 

(”効用”なんて言葉を使ってますが、要は満足度です。パレート改善は、皆で満足度10よりも、20のほうがいいよね、仮にマックスが100だとしてもさ、という考え方です)

 

【今日やる事】  

メリットとデメリットの比較(分析の基本!!)をし、今の状態って社会的には最適じゃないよね?となれば、考察の価値ありです。

本当はサポートのための証跡(データ)が必要ですが、そこは気分次第。

 

今の状態が最適であるならば、ブラック部活とは改善の余地が無い、乃至は改善が出来ないとなるため、「しばらくは放置される」トピックとなりそうです。

 

前者の場合、部活による効用をモデル化し、計量経済学の手法を用いて推定、決定係数が高いモデルを採用し、パレート改善が可能な変数を決め、そこから現実的な打ち手を提言...

なんてことはしません!!

だってブログですから(´・ω・`)

 

【部活の良いところ!!】   

なんにせよ、部活のブラック要素洗い出し(済)と、部活の良い所の洗い出し(未)を行います。研究ではないので、「ダメだこりゃ」となったら、途中で考察を止めるなり、

新しい考え方を探せばよいのです。

だってブログですから(´・ω・`)

 

さて、部活の良い所ってなんでしょう?

 

・特殊な関係が出来る

  例:部活間の友人関係

・運動習慣が身につく

・教室の外での経験(教科以外の活動)

・授業以外の指導経験

  例:思考法(囲碁等)

               これは負担なのかな…

・進学に繋がる

  例:スポーツ選抜等。

・就職に繋がる

  例:民間企業面接者へのシグナル

・子供の面倒を見る時間が減る

・技術が身につく

・クラス以外での組織での学び

・努力するスキルが身につく

・貴重な感動体験が出来る

・勝負の世界を学べる

・広告効果

 

大体こんなものでしょうか。

良い所、悪い所を洗い出すにあたり、特に現場に近い教員、生徒、保護者、この3者からの視点を意識しました。

何かあったら御指摘くださいませ。

 

相互作用する要素もありますし、波及するもの(例:子供がプロになったら、恐らく子供も保護者も学校もハッピー?)もあります。が、影響範囲は最小、相互作用は無しと仮定します。ウエイトなんかつけません。

だってブログですから

(´・ω・`)

 

もちろん完璧ではありませんが、大体の傾向、ないしはニュース等で問題とされている要素はカバー出来てた気がします。

 

【で、なにが分かったの?】   

ここで、前回リストアップした部活の悪い点と良い点を比較すると、量産型サラリーマンにとって新しい発見がありました。

 

生徒はメリット受けやすくて、教員はデメリット多くない?

というところです。ここは全く気が付きませんでした。

私は部活からメリットを受けないサラリーマンなので、偏りはないように意識したんですが、どうでしょうかね。 

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*以前は「学校」という表現で、ここでは「教員」という表現になっています。

が、そこは御愛嬌。だって(ry

 

上記では「ウエイト(影響の度合い)は無視」としましたが、忘れてはならないのが、”要素の重なり”です。

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例えば教員であり、且つ保護者でもある。とか、教員であり、且つ保護者である人の親族。現実世界にはそういった「普通以上にデメリット/メリットを享受している方」がいることを、私達は忘れてはなりません。

こういうのを平気で無視するのが、考察という行為です。血も涙もありません。

 

ここまでの内容で、一応は「ブラック部活問題は、パレート改善の余地あり」と仮説を立てたいと思います。

 

仮に他の要素は全て一定、その中で暴力・暴言のみ無くなれば、効用(ハッピー度)は上がりますからね。

 

「改善の余地あり前提で進めてたんじゃねーのか?!」なんていう声もありそうですが、その通りです。改善不要なシステムなんてものは存在しませんから。

 

そもそも、最適ならニュースになんかならないし。なによりもここでブログが終わってしまいます!!(←重要)

 

そろそろ肩こりが限界を迎えてまいりました。

 

次回は、パレート改善の余地があると仮定したうえで、

1. そもそも何でこうなった?

    (例えば全員顧問制!とか)

2. で、どうするの? 

    (アクションの提言!とか)

 

という部分を見たいなと。暇であれば、上記の洗い出したメリット・デメリットの証跡をデータでかき集めたいと思います。

情報は原典にあたり、主張をサポートするデータを集めるのは大事ですからね。

 

論文のネタに困っている学生さん、このテーマ面白そうじゃないですか?

自分の住んでる市内だけとかなら、統計分析も出来そうな気がします。

 

”〇〇市における、小・中・高の部活動の効用比較”みたいな。

 

【所感】   

しかし、どうしてこーなった日本の部活?!と考えてしまいます。

経済学の色眼鏡を通じて見れば、

合成の誤謬(ごびゅう)*の結果かなと。

 

*ミクロの視点では合理的な行動であっても、それを足し合わせたマクロの世界では、

好ましくない結果が生じてしまうこと。

 

なんにせよ、会社のお休みが明けるまでに、1人の社会人として、量産型サラリーマンなりの意見、というのを持ちたいですね。

 

それでは(´・ω・`)